粉体塗装のための設計:水抜き穴・吊り点・凹み
切りやすい部品が、塗るのは悪夢ということがあります。作る前に設計に織り込む四つ — 仕上げが均一に乗り、前処理液が抜けるように。

塗装は動くラインの上で起きる
粉体塗装部品は作業台で吹かれるのではありません。フックに吊られ、液体前処理の槽を引きずられ、帯電した粉体を吹かれ、焼かれる — すべて一点からぶら下がったまま。その旅を念頭に設計すれば仕上げは完璧です。無視すれば、溜まった水、生地の斑、そして見える所のちょうど吊り痕が返ってきます。
溜まった液に逃げ道を
前処理の各段は濡れています。囲まれたポケット — 箱型フレーム、折り曲げチャンネル、蓋をした管 — は液で満たされ、出口がなければそれを炉へ運び、そこで新しい塗装を突き抜けて沸騰し台無しにします。各溜まり体積の最下点に小さな水抜き穴があれば空きます。後で密閉箱の内側に錆が醸されるのも防ぎます。
吊り点を設計に入れる
どの部品もフックから吊られ、フックが触れる所は生地のまま残ります — 接触点は塗れません。隠れた・重要でない所に、吊るための専用の穴やタブを与えてください。そうすれば見える面は完璧に出ます。運任せにすれば、生地の点が見える所に着地します。
深い凹みは薄く付く
粉体は帯電して接地した金属に付きます — ですがその同じ電荷が、深い内側コーナーや狭い凹み(「ファラデーケージ」効果)を避けるので、そこは薄くしか付かないか、まったく付きません。鋭い内側コーナー、深い長穴、箱に囲まれたチャンネルが常習犯です。開くか、コーナーを緩めるか、凹みが面より保護が少ないと受け入れてください。
生地のまま残す所を伝える
塗装は実際の厚みを足すので、寸法を保たねばならない所はマスキングします:ねじ山、合わせ面、アース点、軸受ボア、摺動面。印を付けていただければブースの前にマスキングします。後で指摘されれば、手直しです。
- 01 ねじ穴 塗装したねじ山は締結具を受けません。
- 02 合わせ面・シール面 別部品に平らに座らねばならないもの。
- 03 アース / ボンディング点 粉体は絶縁体 — アースは生地のまま。
- 04 軸受ボア・摺動面 塗装厚が狂わせてしまう寸法。
製作部品を塗装する?